足音

両手いっぱいの未来

SnowManからプレゼントをもらった

 

ほんの少し前までは、年に一回数日しかないシアタークリエの公演が唯一のSnowManとSnowManファンだけの空間で、約600席の狭い会場では色んな感情が煮詰まっていくみたいだった。

もっと広いステージで伸び伸びと踊る姿が見たい、きっとどんな会場でだって最高のパフォーマンスを見せてくれる。ずっとその日を思い描いては、目の前の仕事をひたすら観て、感じて、考える日々が続いた。

この一年でEXと湾岸で単独を、少年たちでスノストの地方公演をさせてもらえたことは、大きな収穫だったと思う。息をするのが苦しいくらい密度の濃いクリエの空間から、SnowManとSnowManのファンの空気がブワッと広がったのを感じることができた。

 

最初の頃は、あの曲が見たい!あの曲やったら面白そう!どんな曲やるのかなぁ?っていっぱい考えたりして、蓋を開けた後にその曲を選んだ意図を探るのも楽しかった。
でも、いつの頃からかソロやセトリの予想をしなくなった。多分、SnowManが見せてくれるステージが100%自分の理想とイコールになったからだと思う。

構成やセトリはSnowManがたくさん考えて生まれたものだから、私は全部を美味しく食べたい。


2018年3/25の横浜アリーナSnowMan単独公演も、SnowManへの不安は何一つなくて、まっさらな気持ちで会場に足を踏み入れた。

ただ、クリエのラストに歌ってたような曲は、何を持ってくるのかなぁ?って考えてた。色んな種類のオリ曲が揃ってきたから、新しい曲でそういうのもらえたりしないかなぁー?でもJr.だしなぁ、って。


SnowManの公演は、どこまでも「どうやったらファンのみんなと楽しめるかな?」っていう優しさを感じる公演だった。なんかもうめちゃくちゃ楽しかった。この辺語り出すと長くなって本題からズレるから今回は割愛する。

 

SnowMan6人だけが駆け回る横浜アリーナは本当に楽しくて、2時間ちょっとの公演だけどものすごく長く感じた。全力で声出して、終盤は完全に息切れしてて(私が)、そろそろ最後の曲なんだなってタイミングでふっかの声でアナウンスが流れた。

「感謝の気持ちを込めて SnowManからプレゼントがあります 新曲『SnowDream』」

正直、この瞬間まで新曲もらえるのかなぁとか、白ペンラいつ使うのかなぁとか頭からスコーーーンと抜けてて、なるほどここかぁー!!ってなった(笑)

実はここまで前置きなんだけど(←長すぎ)
新曲について考えたことを書いていこうと思うよ!!!(本題)

SnowManの振り付けにあわせて会場中が一体になって白のペンライトを振って、今までの人生で見てきた景色の中で一番綺麗だった。アイスクリームはキスマイの皆さんとキスマイのファンの方のご厚意で真っ白に染めてもらったから、SnowManとファンだけでそれができたのは特別に嬉しかった。

メンバーの名前の入った歌詞も本当に嬉しい。作詞にはメンバーが関わったのかなぁ早く色んな雑誌の対談見たい。歌詞見てるだけで色んな感情が溢れ出して止まらないなぁ。
歌詞の内容の考察というか、私が感じたことだから合ってるかはわからないけど言葉にしたいなって思った。

 

歌詞ごとに時期は違うんだなって思った。多分、今のSnowManなら「咲くまで何度眠ればいいのか わからない」って表現しなそうだなぁ。ここは、SnowManが結成したあたりの回想なのかな?

 

「砕け散る心の破片が ゆらゆらと夜風に揺れて降り出した雪のよう」

砕け散るってはっきり言っちゃうの、ほんとすごいなって思った。磨り減ったとか、傷ついたのレベルじゃないくらいぐちゃぐちゃになってたんだろうなぁ。私もひかるくんのファンするのしんどすぎて一カ月毎日風呂場やベッドで泣いてた時期とかあった。

テレビや雑誌に何ヶ月も載らなくて、でも舞台やコンサートの現場はたくさんあって、便利屋みたいな扱いの時期もあった。ひかるくんに対してはなかったけど、進学や同世代の友達とかが就職するタイミングでメンバーの誰か辞めてしまうんじゃないかっていう恐怖がすごかった。「ここからいなくならないで」って縋るような気持ちで応援するしか出来なくて、でもその子の人生だから、ずっとステージに立って欲しいっていう願いはファンの勝手なエゴなのかなって悩む時期もあった。だから今はもう、メンバー全員が腹くくってSnowManとして生きていく未来しか見えてないんだなってわかるのが嬉しいし、そうやって応援できることの心の余裕が全然違う。

 

「涙で滲む約束がまだ 果たせない僕だから もう少しそばにいて もう何度も告げた台詞だね」

歌舞伎とかクリエとかSnowManは本当によく泣いちゃってて、どれだけの重圧を背負って走ってたんだろうって今でもたまに考える。ヲタクも同じだけ泣いてた。でも!去年の?歌舞伎で5/3の結成日に公演に結成日です!的なのが一切なくて、もう大丈夫なんだってめちゃくちゃ安心したなぁ。

もう何度も告げたセリフって何だろうって考えて「これからも応援よろしくお願いします」とか、「力を貸して下さい」とか。それがSnowManにとっての「もう少しそばにいて」かと思うと臆病すぎて不器用すぎて愛しさでなんか出そうになる…。
一人称も、僕らじゃなくて僕で、みんなじゃなくて君で、SnowManとしてじゃなくて6人がそれぞれ僕として気持ちを届けてくれるのすごくいいなぁって思う。きっと、少し前までのSnowManならこんな風に弱さや隙を見せるようなことはしなかったんじゃないかな。新曲を選ぶってなった時に、この曲に決めるのならきっと6人全員が賛成しなきゃしないはずで、きっと22歳くらいのSnowManならこの歌は選ばなかったと思う。

 

純白の果てしなき道
まだ誰も歩いてない未知
祇園精舎の鐘の声に
諸行無常の響きあろうと
一歩一歩目指すよ
憧れの終着点を
銀色の足音
ほら振り返れば足跡


ここのラップ歌詞好きすぎる (T . T)どちらの天才様ですかこの歌詞書いたの…。誰も歩いてない道を進んで、SnowManの後ろに道を作って欲しい。
なんか、ちょうど一年くらい前の雑誌の対談でヲタクみんなざわざわしてて、「SnowManはデビューとは違う道でもいいと思ってるのかなぁ…?」みたいな空気が漂ってるのが嫌だった。でもSnowManは自分たちの気持ちはっきり公の場で言わないし、何か発言するときは多分もはや癖になってて「自分たちがこんなこと言っていいのかな」って躊躇いが見えた。ずっと、そうやって唇を噛みながら発言しないことで自分たちを守ってるみたいに見えた。ひかるくん何かの雑誌で「思いは言葉にしなくても伝わるから」って言ってて、もっと言葉にして欲しいなぁーー想像してもあってるかわからない (T . T)ってよく思ってた。

だから、きっとSnowManはデビューしたいはずなんだ!とか思っても、それってこっちの勝手な想像だから…だからこそこの単独では何かをはっきり言葉にして欲しかった。俺たちはこうしていきたい!これが目標!って言ってくれればファンみんなが、SnowManはこう思ってるんだね!って同じ目標を共通認識にできるから。でもまさかこんな形で言葉にしてくれるなんて思ってもなかったよ。

 

 

「君と描きたい景色がまだ 未完成な間は
もう少しそばにいて wowwow あと少し

涙で滲む約束がまだ 果たせない僕だから
もう少しそばにいて もう本当は聞き飽きてるよね」


「君と描きたい」エモさが爆発してヤバイ。語彙力も崩壊する。SnowManが描きたい未来は、ファンと一緒に描きたいんだね(T . T)はーー泣く。
もう少しそばにいてっていう言葉が作詞家の方なのかメンバーから出てきたかわからないけど、ずっと一緒にいてねって言葉よりよっぽどかリアル。SnowManの中の柔らかい柔らかい心から出てきた言葉だなって思う。メンバー全員Jr.歴が10年越えて、今までたくさんのファンが増えて、たくさん離れていくのをきっと見てきた。だから「ずっと」が難しいことなんかわかってるんだよねきっと。私の周りも私より前からSnowManのファンだった人も、私より後からファンになった人も、たくさんの人が降りていった。それって止められないことで、きっとそういうのも全部わかっての「もう少しそばにいて」なんだろうなぁ。こっち的にはもう少しと言わず死ぬまでそばに居たいけど。

「本当は聞き飽きてるよね」ってフレーズが誰から生まれたのかもめっちゃ気になる。ネガティブではあるけど、卑屈さはなくて、時間がかかってる、待たせちゃってるなぁって気持ち、なのかなぁ?わかんないけど。
聞き飽きなんかはしないし、いつまでだってついていくけど正直年齢に対する焦りはある。すぐに26歳になるメンバーがでてきて、体力のピークはもうきっと過ぎてて、SnowManはダンスやアクロがパフォーマンスの売りだから、この一年が勝負だなって思うから(勝手に)今、出来ることを全力で頑張りたい。この部分めっちゃただの主観です。

 

「君の声が 夜空に舞う
淡い粉雪が 街を染めるように
一粒一粒 Snow Dream」

ファンの声が、淡い粉雪で一面を染める「砕け散る心の破片が ゆらゆらと夜風に揺れて降り出した雪のよう」との対比で、SnowManの砕けた心は降り出した雪くらいの量だったのにめっちゃ増えてる。その一粒一粒がSnow DreamでつまりSnowManの望みとファンの声も全部SnowDream!!。゚(゚´ω`゚)゚。

 

Be the one君のonly one
Twenty four seven命を燃やして
春を待ちわびながら
君のことを考えてた
I want to become your famous
その願いはいつか叶えます
絶対諦めないよ
よりどりみどり掴むSnowDream


ラップ部分は強い意志と目標を言葉にしてくれてて、この部分も大好き。ていうか好きな部分しかない!!!24時間7日間命を燃やして(←わかる!私も!!)春を待ちわびながら君のことを考えてた。゚(゚´ω`゚)゚。ファンのことめっちゃ考えてくれるんだよなぁ…ほんと優しい…。I want to become your famousは叶えますに韻を踏むためにfamousなんだろうけど、yourがあなたのだから、名高いからの意訳で誇れるモノになりたい、かなぁ?どうだろ。よりどりみどり掴むSnowDreamって私の語彙力じゃ絶対出てこない組み合わせだわすごい(T . T)夢って一つじゃないんだよね。SnowManとしても個人としても、みんな全部夢を掴んで欲しいなぁ。

なんかもはやよくわからん文章になったけど(いつも)新しい曲作っていいよって言われてこんなにもファンに寄り添った曲作ってくれるSnowManほんと愛しくてしんどい。不器用でまっすぐでめちゃくちゃ優しい。改めてSnowManのこと好きになれてよかったなぁって思ったし、これからも好きでいたいなぁって思った最高のプレゼントだった。早く映像で見たいなぁ。

私も絶対SnowManを諦めないから、出来ることがんばろ。